リー族伝統(tǒng)の織物に世界が注目 中國海南省
ソース:新華社作者: 2024-02-28 14:09
10日、自宅の中庭で機(jī)織りをする胡春芳さん。(保亭=新華社記者/陳凱姿)
中國海南省の海南島には少數(shù)民族のリー族が代々暮らしている。地元のリー族女性が作り上げる織物「黎錦(リージン)」は、糸紡ぎから染め、織り、刺しゅうまでを一體化した世界で最も古い綿織物技術(shù)の一つとなっている。現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では省內(nèi)で唯一、國連教育科學(xué)文化機(jī)関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された項(xiàng)目で、紡織業(yè)の「生きた化石」と呼ばれている。
同省保亭リー族ミャオ族自治県の農(nóng)村に住む胡春芳(こ?しゅんほう)さん(66)は、9歳で織物を習(xí)い始め、黎錦と生活を共にしてきた。地元では數(shù)少ない省級(jí)無形文化遺産プロジェクト伝承者でもある。現(xiàn)在も自ら綿花を栽培し、ウコンやリュウキュウアイなどを発酵させて染料を作り、著心地が良く、環(huán)境負(fù)荷が少なく、100年以上色あせることのない衣服を仕立てている。
2008年、農(nóng)場で養(yǎng)豚とゴム園の管理を任されていた胡さんは、仕事の合間を利用して表裏両面が同じ文様の「雙面織り」を初めて編み出した。その後、「雙面織り」を攜え、海南代表としてフランスなどに赴き、無形文化遺産関係の文化交流活動(dòng)に參加。19年にはパリで展示された胡さんの作品の一つがユネスコの収蔵品となった。
海南省の政府部門はここ數(shù)年、リー族伝統(tǒng)織物の海外進(jìn)出を継続的に推進(jìn)している。リー族伝統(tǒng)の紡績?染色?製織?刺しゅう技術(shù)は19年、中國のユネスコ無形文化遺産の項(xiàng)目として、初めてフランス?パリのユネスコ本部で展示された。23年にはファッションの都、イタリア?ミラノで海南リー族文化展示交流イベントが行われた。
編集:董麗娜
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